これまでの解説の記事を読んで頂けた方はAND回路にNOT回路を組み合わせると『NAND回路(NOT AND回路)』になる事はなんとなくご想像頂けると思います。
ということで今回は、レッドストーン初心者さん用にNAND回路について解説していきます。
両方のスイッチをオンにする事で作動させるAND回路に、NOT回路をつける事で両方のスイッチをオンにした時に動作をオフにする事ができるようになります。
これがNAND回路です。
今日はNAND回路について画像たっぷりで詳しく解説します。
もくじ
まずはAND回路を作ろう!
まず、写真のようにレバーを2本置き、その先にレッドストーンパウダー、丸石を3つ、丸石の上にレッドストーントーチを置きます。
丸石の上の2本のレッドストーントーチの間にレッドストーンパウダーを置き、真ん中の丸石の側面にレッドストーントーチを配置します。
その先にドアを置いてレッドストーンパウダーで繋ぎ、まずはAND回路完成です。
AND回路は片方だけオンにしても作動しません。
AND回路ですので両方のスイッチをオンにする事で作動します。
AND回路をNAND回路にする
NOT回とは通常はスイッチをオンにしたら作動する物を、スイッチがオフになっている状態で作動させるというものです。
では、AND回路にNOT回路を組み込むとはどういう事なのでしょうか。
答えは簡単で、3つ並んだ丸石の真ん中のレッドストーントーチを取ってレッドストーンパウダーに変えるだけです。
丸石の上の2本のレッドストーントーチの信号が真ん中のレッドストーンパウダーに伝わり、そのままドアまで信号が伝わる事になります。
奥側のレバーだけをオンにしてもドアは開いた状態のまま(オンの状態)です。
手前のレバーと奥側のレバーを同時にオンにする事によって、両方のレッドストーントーチがオフになます。
そして真ん中のレッドストーンパウダーもオフになり、ドアも閉まります。(オフの状態)
NAND回路は凄くシンプルで簡単!
AND回路にNOT回路を組み込むというと難しそうに感じてしまいますが、実際の作業はレッドストーントーチを取ってレッドストーンパウダーを置くという事だけです。
こんな風に、NOT回路にするにはどうしたらいいのか普段から考えて装置を見ていく事は大切な事です。装置を作動するには無数に形や方法があります。
最終的にはコンパクトにシンプルになるといいですが、理解を深めるためにも最初はどれだけ大きくなってもいいから自分の頭で考えてどうしたらいいか見つけていく事をオススメします。
このAND回路をNAND回路にする仕組みは、今後大きな参考になると思うで是非、実際に作ってみてください。