同じリズムでオンとオフを繰り返し、信号を等間隔で送り続けるのがクロック回路です。
今回は1番分かりやすい仕組みのクロック回路を画像をたっぷり使って分かりやすく解説していきます。
もくじ
クロック回路の作り方
まず丸石を置きます。
丸石の側面にレッドストーントーチを付けます。
画像のようにレッドストーンパウダーを配置します。
丸石の上と地面に画像のようにレッドストーンパウダーを配置します。
レッドストーンリピーターを置きます。この時、レッドストーンリピーターを置く向きに注意してください。向きが反対だったら動きません。
レッドストーンリピーターを置いた瞬間に激しくレッドストーンパウダーが点滅して「ジュー」という音と共に回路が停止してしまいます。
これは「焼き切れ」という現象で、あまりにも早くオンオフが繰り返されると、このようになります。
レッドストーンリピーターは遅延を設定する事が出来ます。
レッドストーンリピーターに小さいレッドストーントーチのような物が2本ついていると思いますが、この右側の方を右クリックすると右側の小さいレッドストーントーチのような部分が1つ右にずれます。
これで点滅の速度が遅くなり、焼き切れる事がなくなります。
遅延は3段階で設定出来て、遅延が大きくなる程信号で起きる点滅も遅くなります。遅延を設定してクロック回路の完成です。
これが1回右クリックして1つ遅延させた状態です。レッドストーンリピーター上の小さいレッドストーントーチのような部分が少し右にずれています。
もう一度右クリックすると更に右にずれます。
もう一度右クリックすると小さいレッドストーントーチのような部分が1番右まできました。
等間隔に信号を送り続ける貴重な存在
今回はスイッチも何もないクロック回路を作りました。仕組みはシンプルなので理解して頂けたと思います。
レッドストーントーチから発した信号がレッドストーンリピーターに行き、遅延の後再びレッドストーントーチに信号を送ります。
レッドストーンを使って装置を作る魅力はなんと言っても自動化。クロック回路は自動化に大きく貢献してくれるでしょう。
レッドストーンリピーターの遅延を忘れると焼ききれてしまうので忘れないように気をつけましょう。
一度、わざと「焼き切れ」というのがどういったものなのか体験してみるといいかもしれません。
レッドストーンを使った装置では意図せずしばしば焼き切れてしまう事もありますので。
便利で実用的な物を作ろうと思うと少し複雑な回路を覚えていく事になります。
ちょっとした装置を作るのに最初は大きな場所を必要としながらも徐々にコンパクトに出来るようになっていく喜びがありますね。
色々な論理回路を組み合わせてレッドストーンを使う事を楽しんでいきましょう。