レッドストーンの装置を作る中で頭がこんがらがってしまう事の1つにコンパレーターの減算と比較があります。
理解してしまえば大した事ではないのですが、「減算」「比較」というよく分からない言葉により、難しそうという印象を持ってしまいますよね。
簡単に言うと、減算モードではAからBを引いた分の信号を通し、比較モードではBよりAが強い信号だった場合に信号を通し、弱い場合は遮断します。
今回は、このコンパレーターの減算と比較についてレッドストーン初心者さん用に噛み砕いて解説していきます。
もくじ
コンパレーター減算モード
真ん中にある小さいレッドストーントーチが3つあるような物がコンパレーターです。
コンパレーターを右クリックすると前方の小さいレッドストーントーチが光ります。
コンパレーターには向きがあります。よく見るとコンパレーターに三角のマークが見えます。
2本の小さいレッドストーントーチのほうが後ろ、1本の小さいレッドストーントーチの方が前になります。
視点が遠くなるとマス目が見えにくくなるので白と赤のカーペットを敷いてマス目を分かりやすくしています。
手前の入力装置(レバー)をA、左の入力装置をBとします。
奥側のリピーターも、カーペット同様、解説用にどれくらい信号が伝わったか見やすくする為に配置しています。
Aの入力装置をオンにすると前方だけに信号が伝わりました。
AをオンにしたままBをオンにすると、コンパレーターの先のリピーターが2つ点灯しています。
コンパレーターまでの距離がAは1、Bは3なので、BからAを引いてコンパレーターの先に2の信号レベルが到達しています。
A=2,B=3の場合は届く信号レベルは3−2=1になります。
A=2,B=5の場合は5−2=3になります。
コンパレーター比較モード
この状態のコンパレーターは比較モードです。(前方の小さいレッドストーントーチが点灯していません)
比較モードでは、BよりAの信号が強いか同じだと信号を通します。
信号レベルが同じだと信号を通します。
BがAより信号レベルが強くなるとコンパレーターはAからの信号を遮断します。
信号は遠くなるほど信号レベルが低下するので、BよりAの方が信号レベルが弱いという事になります。
ちゃんと理解すればコンパレーターも恐くない!
レッドストーンの装置を作ろうと思うと色々な事を覚えないといけません。
レッドストーンを勉強し始めてすぐの時は簡単な物から覚えて理解しやすく楽しいですよね。
理解するのに少し時間がかかるものや複雑な装置を作ろうと思うと頭がこんがらがってしまいます。
筆者の場合、ちょうどこのコンパレーターを学び出したくらいから難しいと思うようになりました。
避けて通りたくなりますが、しっかり理解する事でより複雑な回路を理解した上で作れるようになるので、何度も読み返してしっかり覚えてください。